新潟の楽園

田舎暮らしの心配の1番は医療です。 那須から国際医療福祉大病院、湯沢から浦佐の新大魚沼基幹病院までどちらも車で30分以上かかります。 那須から自治医大病院までは同県内でありながら約3時間。
いずれ車を手放さなくてはならないときも来るので、徒歩で生活できること、高度医療を受けられる病院があることを条件に那須暮らしが出来なくなった場合の候補地を探しました。
最初に暮らせなくなるのが那須。 湯沢は1時間に1本、湯沢駅とスーパー・ホームセンターに寄るシャトルバスがあるので健康な内は大丈夫。 湯沢から新幹線で行けて、そこそこ都会だけど暮らしやすい場所ということで、山あり川あり海もある新潟を選びました。 持病があり、その分野では第一人者の教授が新大にいるのも大きな理由です。
新潟では行政・金融・教育等が集中する信濃川と日本海に囲まれた新潟島か伸びゆく駅南か迷いましたが駅南に決めて、次は何か特徴のあるマンションを探して、新潟駅から徒歩5分位のシニア向けの物件に決めました。
夜間は3重のオートロック・1階はレストラン・クリニック・調剤薬局・オーナー用大浴場など、2~4階がデイサービスとショートステイのテナントで5~13階が分譲マンションという物件です。
もちろんバリアフリー・センサーライト・オール引き戸・床暖房などなど車椅子での生活にも対応しています。
新潟は一方通行が多く新潟島は特に駐車場が少ないのですが、ここはオール平置きの駐車場があるのも嬉しい物件です。
写真はマンション10階のベランダから。 遠くに見える白い屋根が、今年からJ1に復帰したアルビレックスの本拠地のビッグスワンです。
写真だと遠く見えますが歩いて行ける距離です。

新大病院前にある新津記念館。
新潟出身の石油王が外国からの要人の為に作った洋館です。

新大病院前にある新津記念館 #2

古町の活性化のために作ったNEXT21というビルで、中央区役所も入ってます。

信濃川の川岸のやすらぎ堤から。 ここにはずっと桜が植えらています。
左写真、サイドに黒くアールがついたビルが新潟日報の本社のメディアシップ。

写真中央、白いノッポビルが朱鷺メッセです。

新潟市は海と信濃川に囲まれたエリアを新潟島といい、
元々が砂丘で海沿いが標高が高く、信濃川に向かって低くなるという特徴があり、
行政・金融・教育の中心が集まっています。
一方、新潟駅周辺から南は新幹線が通ってから開けたエリアで、
最近の開発は新潟島の衰退とは対照的で、最近ビッグスワン周辺の開発も決まり、
COSTCOの出店も決まったようです。
そんな新潟からお届けします。

ビッグスワンからほど近いところに、
天寿国という日本庭園と中国庭園が併設されている施設があります。
日中友好協会が作り、新潟市が管理しており、入場料を取らないのも嬉しい施設です。
日本庭園には100畳敷きの大広間や茶室などありますが、これらは皆さんも馴染みがある風景と思うので、
珍しい中国式庭園を中心に紹介します。

中国宮廷庭園のエントランス

築山林泉式庭園の池に浮かぶ瞑想館。
大好きな島根にある足立美術館と同じ中銀金作氏の作庭です。

異国情緒溢れる庭園風景をしばしお楽しみください。

「ようらくりゅうしょう」と言って、酒盃を流して流れ着く迄に一詩詠むという
宮廷の遊びに使われたそうです。

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