2024年9月13日、ツアー4日目はケープタウンです。
喜望峰、ケープポイント(展望台)、ボルダーズ・ビーチ(ペンギンコロニー)を回り、船に合流しました。
また、ケープタウンは唯一のルイボスティー産地です。ノンカフェインであり、抗酸化作用があることで、免疫機能の低下や老化の原因となる活性酸素の発生を抑え、美容や健康をサポートするとのこと。
グリーンルイボスティーは葉や茎を発酵させずにそのまま低温乾燥させている茶葉で、青々しい味と香りですっきりした飲み口です。
専門店でスーツケース1個が満杯になる量を買い込んでしまいました。


2024年9月12日、ツアー3日目はビクトリアの滝です。
ナイアガラの滝(米、加)、イグアスの滝(ブラジル、アルゼンチン)と並ぶ世界三大瀑布の一つです。
ザンベジ川中流にあり滝幅2km、落差は108mで、水量は三大瀑布随一。ほとんど端から端まで歩いてきました。
とんでもない水量です。乾季のためザンビア側は水量が少なかったのですが、一方でずぶ濡れにはなりませんでした。また、滝の上で水に浸かっている人がいたのには驚きました。
写真の木はバオバブの木です。「星の王子様」で星を壊す悪い植物として紹介されている木ですね。

2024年9月11日、ジンバブエからボツワナへ移動し、チョベ国立公園のサファリツアーです。
午前中は4駆、午後はボートで。
出合った動物は
鳥 アカハシコサイチョウ、アフリカハゲコウ、ホロホロチョウ、エジプトガン、ブロンズトキ、アフリカヘラサギ
哺乳類 インパラ、クーズー、ライオン、シマウマ、ゾウ、カバ、スイギュウ、ブッシュバック
両生類 ナイルワニ

2024年9月10日、南アフリカのポートエリザベスに到着後、直ちに下船し空港へ。
チャーター便でジンバブエに向かいました。
世界三大瀑布・ビクトリアの滝4日間の旅です。
当初はコロンビアからタンザニア・ワイルドサファリ 13日間の旅を申し込んでいましたが、スエズ運河が通れずキャンセルに。船内で代わりに募集されたツアーです。
2024年9月4日、モーリシャスの首都であるポートルイスに着岸しました。
アフリカ大陸から2000km離れ、マダガスカル島の東900kmにある小さな島です。インド洋の貴婦人と呼ばれる美しさと多様性が魅力です。
人口の2/3はインド系、奴隷制廃止後に契約労働者としてこの地にやってきました。
次に多く1/4を占めるのがアフリカ系と白人系の混血です。フランス語と英語が事実上の公用語のようです。
上陸後、モーリシャス島の南西部にあるシャマルレを訪れました。
「七色の大地」は、砂丘がカラフルなグラデーションを描いています。
日の光があたる加減によって変わる独特の色彩が魅力的です。
落差100mのシャマルレの滝、標高は高くなくても急峻な山々にもカメラを向けていました。

8月28日
船内生活①
シンガポールを出港するとマラッカ海峡を通過し、インド洋の旅となります。
当初の計画では紅海、スエズ運河を通過して地中海に出る計画でしたが、安全上の問題(南イエメンから通過する船にミサイルが飛んできます)により喜望峰を回ることになりました。
赤道を通過する長い船旅です。船内では様々な企画が催されており、少しずつ報告します。第1弾は「講演」。寄港地から水先案内人と呼ばれる様々な分野の専門家が乗り込み、講演していただきました。その一部を記しますが、時事問題、気流地の歴史・風土・文化、航海・旅日記など、幅広い分野でお話を聞かせていただきました。講演後もレストランなどをお会いすると交流できるのがいいですね。
日付 テーマ 職業 氏名
8/28 東西の文明を繋ぐシルクロード 中国琵琶演奏会 ティンティン
8/29、30 モーリシャスの歴史、文化、生態系に触れる モーリシャス大学
農学部准教授 ナディーム・ナズラリ
8/29 パレスチナとイスラエル 早稲田大学文学学術院教授 岡真理
9/7、8 インド洋 世界の貿易と文化交流 華東師範大学歴史学科
歴史学部教授 朱明
9/8、9 南アフリカの歴史に関する一つの視点 第1 Desmond & Leah Tutu LEGACY FOUNDATION ジェイコブ・メイリング
9/16 ぶんぶんの旅日記 PB事務局員 ぶんぶん

8月26日
シンガポールです。人口構成は中華系が3/4を占めています。
中国人の乗船もシンガポールからでした。我々の次の航海では20カ国、
1700人の乗客だったそうです。
船の中は日本語、英語、中国語、韓国で会話されます。
シンガポールはチャイナタウン、アラブストリート、リトルインディアなど、
国を構成している民族の特徴を表した町があります。

8月22日
香港へ寄港しました。寄港日が1日のときは、早朝に着いて夜遅くに出航します。
8月の香港は高温多湿。バスと徒歩で市内を見学したのですが、汗まみれになって
しまいました。
日本の夏が恋しくなったくらいです。でも西九龍文化地区は、カフェやレストランが
増え、夕日の景色や夜の散歩を楽しむのに最適なウォーターフロントでした。

台風で日程が1日短くなったため、深圳への寄港は中止となりました。
香港、シンガポールに寄った後、インド洋を突っ切ります。
当初はスリランカを経由し、スエズ運河を通って地中海に抜ける予定でした。
しかし、イエメンの反政府武装組織フーシ派が、紅海とスエズ運河を航行する船舶に
対して攻撃を仕掛けていましたので、出航の何か月か前に喜望峰回りに変更されてしまいました。
我々はスリランカのコロンボから飛行機に乗りタンザニアのサファリで1週間過ごし、
その後エジプトで船に合流する計画でしたが、これも中止となってしまいました。
ポートルイス(モーリシャス)、ポートエリザベス(南ア)、ケープタウン(南ア)に
寄ったノリにアフリカの西側を北上し、カナリア諸島(スペイン)、カサブランカ(モロッコ)、ポルト(ポルトガル)、リバプール(英国)、ベルファスト(英国)、レイキャビク(アイスランド)、ニューヨーク(米国)、クリストバル(パナマ)に寄港しました。
パナマ運河に通過後、カヤオ(ペルー)、イースター島(チリ)、パペーテ(タヒチ)、
アピア(サモア)を経て横浜に寄港しました。航路変更前はアピアではなくライアテア島(タヒチ)、オアフ島(ハワイ)に予定でした。これは残念でしたね。

2024年8月17日
快晴の横浜大桟橋を出航しました。もともとは16日が出航日でしたが、台風によって翌日に繰り越されました。見送りは二人の息子です。
船名はパシフィック・ワールド号、7万7千トンのちょっと古いイタリアの豪華客船です。部室は11階、バルコニー付きのツインベッドにしました。
神戸で西日本の方々が乗船したのちに、船長主催のウェルカムパーティが催されました。このときばかりは、皆さん気取った服装です。