11月10日は「ハチ公」の誕生日。今年が生誕100周年に当たります。
この日、久々に渋谷に出かけてみて驚きました。
銅像前には観光客がハチ公とのツーショットを撮影するため長い列をつくっていました。
大半が外国人のようです。


近くの観光案内所で聞いてみたところ、連日こんな感じとのこと。
ハチ公の誕生日だからというわけではないそうです。

秋田県で生まれたハチ公は、生後2ヶ月余りで東京帝国大学農学部の上野英三郎教授の
元に来ます。
しかし、上野教授は、ハチ公が来て約1年4ヶ月後、講義中に倒れて急死。
ハチ公は教授の死後も渋谷駅に行き、その帰りを待っていたというエピソードは、皆さんご存じの通りです。
ハチ公と上野教授の銅像は、東京大学農学部のキャンパスにあります。昨年の京浜同窓会「秋の小旅行」でも訪れました。

上野教授の墓は、青山霊園にあります。その脇にはハチ公の小さな祠もあります。
2年前、墓を訪れましたが、ハチ公の祠には花や小さな犬の置物、
お賽銭が供えられていて、その人気が偲ばれました。

ハチ公は1935年3月に亡くなります。11歳でした。
上野の国立科学博物館日本館にはハチ公の剥製が常設展示されています。
国立科学博物館の常設展は、65歳以上は無料で見学できます。
銅像はこのほか、上野教授の故郷、三重県の近鉄・久居駅の駅前広場に教授を迎える
ハチ公の像が、また、ハチ公の生まれ故郷、秋田県大館市にはハチ公単独の像がある
そうです。